A中 性教育

 

3月1日の保健体育の時間に、今年度3回目の性教育の授業を行いました。
3つのグループに分かれて、思春期を迎え、同性や異性とどう関わっていったらよいか、これから成長していくうえで大切なことを学習しました。

Aグループでは、「かっこいいおとなになろう!~おとなのやくそく」と題して、「ハイタッチをする」「腕にしがみつく」「握手をする」などについて、やっていいことかどうかをみんなで考えました。
その後、実際にやってみました。
座っている先生に肩をトントンと叩いて、握手をする様子から、学びの成果を感じました。
最後に「かっこいい大人の証明書」が渡されました。

Bグループでは、声を掛けたり話をしたりする場面での、人との適切な距離について考えました。
まず、目安となる距離を色画用紙で示し、「黄(遠い)・青(適切)・赤(近い)では、何色の距離がちょうどいいかな」と問いかけ、いいと思う位置に自分の顔写真を貼って選びました。
そして、実際に体験して「両手が相手の肩に届くくらい」や「握手ができるくらい」の青色の位置がちょうどいいことを学びました。
その後、適切な関わり方を知る学習では、「人が通り道をさえぎっていて、どうしよう」という場面を設定。
ゴミを捨てに行きたいのにゴミ箱の前に人がいて通れない場面を設定し、適切な距離をあけて、「よけてください」や「失礼します」と言ったり、肩を叩いたりして、通りたいことを相手に伝える練習をしました。

Cグループでは、「自分も相手もうれしいすてきな関わり方」を学習しました。
教師のロールプレイを見て、いいタッチとわるいタッチについて考え、意見を出し合いました。
相手との距離が近すぎたり、プライベートゾーンに触ったりするのは良くないけれど、声を掛けて相手を呼んだり、肩をたたいて「遊ぼう」と誘ったりしたら良いということが分かりました。
最後に、人と関わるときにどんなことを頑張りたいかをカードに書いて模造紙に貼り、みんなで「いいタッチの木」を作りました。
「いいタッチの木」は、多目的室の前に貼っています。来校した際にご覧ください。