1月23日(月)から、校内実習が始まりました。今回は青山商事株式会社井原商品センター様からの受託作業で、ネクタイ紙袋の梱包と、プライスカードの検品を行っています。一連の作業を行う中で、身だしなみに気を付けたり、挨拶・返事・報告などをきちんとしたりするように取り組んでいます。
12月12日、A高農芸班は、地域の人から農業について学ぼうと井原市の美星町の「farm未来を信じて」のいちご園でいちごの収穫を行いました。事前に良いいちごの見分け方や、摘み取り方を学習して、ペアでいちごの熟れ具合を確認しながら1粒1粒商品であることを意識して丁寧に収穫することができました。また、同じ井原市美星町の青空市にある「お食事処星の郷」へ行き、自分たちで落ち葉を集め、切り返ししながら2年かけて作った腐葉土を納品しました。納品するとすぐに販売を待っていた方が購入してくれました。生徒たちは、自分たちの作ったものを目の前で買っていただけたので、嬉しそうに購入してくださった方の車まで運びました。短い時間でしたが「仕事は大変だけど、収穫やお客様が喜んでくれる姿を思い浮かべると頑張れる」という話も聞くことができ、仕事に対する気持ちのもち方を学ぶことができました。
A高1年はバランスのとれた食事について学習しました。学んできたことを実際に活かしてみようと夕食のメニュー、コンビニエンスストアで買う昼食メニューの2回、食育SATシステムを使って学習しました。食育SATシステムは食品サンプルを選んで、システムの上に載せるだけで、栄養のバランスが星5つで判定され、さらに油脂や食物繊維の量なども判定してくれるものです。生徒は学んだことを活かして食品を選びました。一見してカロリーオーバーに見える食事も良い結果だったり、お刺身を主体とした和食にすると、バランスがよさそうだが、油脂が足りなくて星0.5だったりで、みんな驚きながら試してみました。生徒からは、デザートを変えるだけで、バランスが変わることやコンビニエンスストアでバランスのいいメニューを考えるのは難しいなどの声があり、学んだことを今後の食生活に活かしてくれることを期待しています。