販売活動

今日、A中学部手芸班とA高等部製菓班の製品の販売がありました。A中学部はストラップのほかにタイルを使ったマグネット、ペーパーフォルダー、ポケットティッシュケース等手作りの製品ありました。製品を見ると、昨年に比べ、より製品としての価値が高まるように改善がされていました。A高等部製菓班は、何種類にも及ぶクッキーが並べてありました。特にA高等部は食堂の前で販売をするため小学部をはじめ多くの子どもたちが、買い物学習の一環としてクッキーを買っていました。作業学習の目的は働く力を育成していくことですが、その働く力には様々な力、例えば作業を続ける体力や報告や相談に必要なコミュニケーション力、人と接する態度等たくさんの力が含まれます。作業学習では、これらの力を実際の学習場面を利用して伸ばしていくのですが、販売活動は、作業の締めくくりとして重要な位置を占めています。自分たちがしたこと(仕事)が、販売という形で評価されるからです。この評価が次の作業学習への意欲につながっていきます。また、買う側の子どもたちにとっても、金銭の取扱いだけではなく、相手とのコミュニケーション、そして自分の好きなものを自分で選ぶという自己決定の力を育てる場としても重要な意味をもつと思います。売る側も買う側も経験を積み重ねてしっかりと自分の力にしてください。

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