中学部の手芸班が高等部のリサイクル班の作業場所に行き、合同で作業学習をしました。ペットボトルのラベルをはがしたり、ペットボトルをつぶしたりしました。高等部の生徒は中学生に優しく分かりやすく作業の仕方を教えてくれ、中学部の生徒は高校生の礼儀正しい態度を見習いました。先輩の姿を見て学ぶ、有意義な作業学習になりました。
12月12日、A高農芸班は、地域の人から農業について学ぼうと井原市の美星町の「farm未来を信じて」のいちご園でいちごの収穫を行いました。事前に良いいちごの見分け方や、摘み取り方を学習して、ペアでいちごの熟れ具合を確認しながら1粒1粒商品であることを意識して丁寧に収穫することができました。また、同じ井原市美星町の青空市にある「お食事処星の郷」へ行き、自分たちで落ち葉を集め、切り返ししながら2年かけて作った腐葉土を納品しました。納品するとすぐに販売を待っていた方が購入してくれました。生徒たちは、自分たちの作ったものを目の前で買っていただけたので、嬉しそうに購入してくださった方の車まで運びました。短い時間でしたが「仕事は大変だけど、収穫やお客様が喜んでくれる姿を思い浮かべると頑張れる」という話も聞くことができ、仕事に対する気持ちのもち方を学ぶことができました。