本日、第27回高等部卒業式がありました。25名の生徒が本校から巣立ちました。卒業証書授与の場面では、どの生徒も緊張感の中にきりりとした顔を見ることができ、改めて3年間の成長を感じました。校長冥利につきる場面だったと思います。また、この卒業式を支えるため在校生も頑張りました。A高等部の生徒は受付や接待係で来賓の方に立派に対応していました。また、以前このブログでも紹介いたしましたが、A中学部の生徒たちが植えたパンジーのプランターが卒業生の通る通路に置かれ、卒業を祝っていました。卒業生が演じる人であれば、在校生は裏方の仕事です。でもその両方がそれぞれの役割を精一杯果たしたからこそすばらしい卒業式になったと思っております。
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卒業を前に
PTAとの茶話会から
先週の話になりますが、10日に今年度2回目の茶話会を行いました。参加された保護者の皆様からは、色々と元気が出るお話を聞かせていただきありがとうございました。元気が出る話につきましては、先生方にも紹介をしました。本校の先生方にとって今後の実践を進めていく上で貴重な示唆を得られたのではないかと思います。
三寒四温
卒業式に向けて
1月の風物詩
健康な人目指して
本校の教育の理念「はた らく 人」の4本の柱の内、1本は健康です。「子どもたちが28歳のとき健康な人であってほしい」この思いを日々の実践の中で具現化しています。今日は、その一つとして養護教諭の実践を紹介します。保健室横の掲示板には、毎月健康に関する手作りの掲示物が飾られています。その掲示物は、子どもたちが興味をもつような様々な工夫がしてあります。例えば、今月は「あ け ま し て お め で と う」という掲示物が貼ってありますが、それをめくると、それぞれの文字で始まる健康へのメッセージが書いてあります。「し」ならば「しっかり体力づくり!」です。「めくってみる」という子どもたちの好奇心をくすぐる工夫があります。このような工夫ある実践を積み重ねながら子どもたちの健康づくりを進めています。
新年のごあいさつ
皆様、明けましておめでとうございます。昨年は、「はた らく 人」の理念のもと、様々な活動に取り組んでまいりました。一例をあげますと、小学部においては、作品を使ったカレンダー作りと関係の皆様への配布、中学部では公民館や井原駅の清掃、高等部では清掃検定の実施や井原駅での作品展示等があります。本年も、「はた らく 人」の理念の具現化とその達成のためにキャリア教育の推進に努めてまいりたいと考えております。保護者の皆様、関係機関の皆様、そして地域の皆様、本年もより一層のご支援やご協力をよろしくお願いいたします。
岡山県立西備支援学校 校長 青田後喜
商品として
今日、A中学部手芸班の生徒が、作業学習で作った名札用のストラップの販売に来ました。名札用のストラップについては、私は少し前までは他の支援学校の高等部の生徒が作ったものをつけていたのですが、本校でもできないかとA中学部の手芸班にお願いをしていました。初めて扱う教材であることもあり少し時間がかかりましたが、下の写真のようにできあがっています。商品として見てもよくできていると思いました。早速、名札につけました。今後もデザインやバリエーションの改善をさらに期待します。さて、作業学習で大切なこととして「本物」ということを言われます。商品としてどこまで通用するか。これは、学習の評価としても大切だと思います。今週末にはせいび祭があります。午後からは販売の部があり、先ほどのストラップをはじめ、日頃の作業学習などで作ったものが並びます。購入された方は、購入されたものについてのご感想やご意見を是非お伝えいただければと思います。より よいものを作る。このことが子どもたちの次への意欲につながると思っています。