本校は周囲を山に囲まれ、自然豊かな丘陵地帯(せいびの丘)にあります。たくさんの草木が見せる四季折々の姿は、季節感あふれるものです。そのたくさんの草木、特に樹木ですが、もともとあるものと後に植えたものとがあります。ソメイヨシノやベニカナメ、様々な果樹は後に植えたものです。一方もともとある樹木として特筆すべきは、校門のそばにあるくすのきです。樹齢は不明ですが、開校当時より西備の歴史をずっと見守り続けています。これから暑い時期に入るのですが、このくすのきが作る木陰が、ちょうど学校前のバス停を覆い、路線バスを利用する子どもたちを夏の強い日差しから守ってくれています。「大地に育つ」という言葉が本校にはありますが、このくすのきはそれを体現しているようです。