9月28日の給食はお月見献立でした。今年の十五夜は9月29日です。十五夜は1年の中で最も明るく丸い満月が見える日です。お月見はお月様に秋が旬の食べ物(里芋、さつま芋、枝豆、柿、梨、ぶどう、栗)やだんご、すすきをお供えして、お米や野菜の収穫に感謝する行事です。給食にも、里芋や枝豆を使いました。昔から伝わるお月見の行事を大切にしてほしいです。
(9月28日の献立)
「ゆかり枝豆ごはん・牛乳・里芋の煮物・野菜としめじの和え物・月見ゼリー」
2月の給食のめあては「みんなで楽しく食べよう!」です。
給食はコロナ禍、みんなと会話をしながら、おいしく楽しく食べるというのができない現状ですが、食物への感謝の気持ちと食を楽しむ心を忘れないでほしいです。
2月3日は節分献立でした。節分とは「季節を分ける」という意味があり、立春の前日を節分というようになりました。その春が始まる前に「不幸や災いのない1年になりますように」という願いをこめて豆を投げ、鬼(災い)をはらう日です。また、鬼が家に入ってくるのを防ぐために、柊の枝にいわしの頭を刺した柊いわしを飾ります。鬼は、においのきついいわしと、とがった柊が嫌いなためです。給食では豆を使った酢の物といわしの甘辛を出しました。健康に過ごせるよう願っています。
(2月3日の献立)
「 ごはん・牛乳・いわしの甘辛・大豆と野菜の酢の物・けんちん汁 」
1月の給食のめあては「感謝して食べよう!」です。
1月24日~30日は全国学校給食週間です。学校給食は明治時代、弁当を持ってこられない子どもたちのために食事を提供したのが始まりです。その後、学校給食は全国に広まりますが、戦争で中断されました。戦後、ユニセフの救援物資などで給食が再開され、栄養不足の子どもたちを救いました。これを記念して設けられたのが全国学校給食週間です。給食に携わる人々の苦労や努力を知り、感謝の気持ちをもって食べてほしいです。
1月24日は黒豆、穴子、しいたけ、れんこんなど岡山県の特産物をたくさん使った献立でした。食べ物にも感謝の気持ちをもってほしいです。
「黒豆寿司・牛乳・豆腐のすまし汁・いよかん」(1月24日の献立)
12月の給食のめあては「好き嫌いをしないで食べよう!」です。
食べることは元気に過ごすために大切です。食べ物には栄養が含まれていますが、体内でのはたらきによって、赤、黄、緑の3つのグループに分かれます。
赤(血や肉や骨になる食品)・・・魚、肉、卵、豆、豆製品、牛乳等
黄(熱や力になる食品)・・・・・ごはん、パン、めん、いも、油等
緑(体の調子を整える食品)・・・野菜、きのこ、果物等
赤、黄、緑がそろうと栄養バランスのよい食事になります。
(12月2日の献立)
「ごはん・牛乳・さばのゆずみそかけ・青菜のごま和え・けんちん汁」
12月2日は冬が旬の食べ物をたくさん使った和食献立でした。
赤・・・さば、鶏肉、豆腐、油揚げ、みそ、牛乳
黄・・・米、さといも、こんにゃく、ごま、ごま油、サラダ油
緑・・・ほうれんそう、だいこん、ごぼう、にんじん、もやし、ねぎ、しめじ、ゆず
学校給食も赤、黄、緑がそろっています。好き嫌いをしないで食べて元気に過ごしてほしいです。