A高等部2年 校外学習・校内宿泊学習がありました

7月11日(木)~7月12日(金)、A高等部2年は校外学習・校内宿泊学習を行いました。

初日は笠岡駅に集合し、電車で岡山へ。イオンモール岡山で行われる「キャリア教育フェア」に参加してきました。

2グループに分かれて、交代で販売と見学へ。販売グループは、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と張りのある声で、竹箸とクッキーを販売しました。校外での販売活動は初めての生徒もいましたが、それぞれが自分の役割を果たそうと頑張りました。

見学グループは、販売ブースを回って気に入った品を購入したり、展示作品の数々を興味深く鑑賞したりして、他校の取り組みについて知ることができました。

ランチは駅前のサイゼリヤへ。一人ひとり食べたいメニューを注文して、美味しくいただきました。

再び電車に乗って笠岡に戻り、駅前のマルナカで買い出し。買い物分担を確認し、自分で商品を探して購入しました。学校に着く頃には「疲れたー。」という声も聞こえてきましたが、もう一頑張りして夕食を作り、皆満腹になってぐっすり眠りました。

宿泊中は初日の夕食、二日目の朝食・昼食と、三食全て自分たちで作りました。配膳や片付けも協力してこなし、改めて家事の大変さを実感しました。

今回作った献立を「自分でも作れそう。」「家でも作ってみたい。」という声も聞こえてきました。是非この宿泊での経験を活かし、自分のスキルを磨いていってほしいと思います。

第2回地域公開研修Ⅰがありました。

7月4日(木)に、本校教職員並びに教育支援地域内の諸学校園の先生方を対象に実施しました。

川崎医療大学の重松孝治先生を講師としてお招きし、「自閉スペクトラム症の理解ー適切な指導に向けてー」の講義をしていただきました。

自閉スペクトラム症の特性から、細部へ注目し過ぎ、何が重要なのか判断しにくい面があるため、視覚支援が大切であることを再確認しました。イメージ化できること、具体的な情報を得ること、重要性の有無、順序の整理、何度でも確認しながら経験を積むこと、般化につながることなど、視覚支援が有効な理由について学びました。数年後の子どもたちの姿をイメージしながら、私たちの今行っている指導や支援を振り返り、今後の実践に生かしていきたいと思います。